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園長室から


このコーナーは一ヶ月に一回程度更新していきたいと思います。
時々の金沢若草園の取り組みを紹介できればと思いますので、是非ご愛読ください。


園長だより 第21号

新元号「令和」
平成31年4月1日、金沢若草園では新しい利用者さん3名をお迎えし、新年度のスタートを切りました。金沢若草園の新しい歴史を作っていく新しい世代の利用者の入園は非常に嬉しいものです。新年度に新しい人を迎えることは心わくわくする出来事です。この金沢若草園早くなじんでいただいて、古くからいる利用者さんと協力して益々良い金沢若草園をつくっていって欲しいと思います。
1日のお昼、新元号「令和」の発表がありました。新しい元号に希望を乗せて良い年が続いて欲しいとみんなが期待しているようで、「平成」の発表の時とは異なる印象を受けました。利用者さんもテレビを見ながら声が弾んでいました。
5月1日には新しい天皇が即位されるので、今年のゴールデンウィークはなんと10連休になります。今年は特別ですね、私にとっても初めての経験です。世の中は10連休ですが金沢若草園はいつもどおりの土曜と日曜だけのお休みです。世間がお休みの時にも利用者さんには出勤していただいて仕事をしてもらわなければいけません。そこで今年の10連休に限り、祝日に出勤いただいた利用者さんには1日あたり1000円の特別手当を出すことにしました。利用者さん、よろしくお願いします。
さて新元号の話に戻ります。新元号に込められた意味は、「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ。梅の花のように、日本人が明日への希望を咲かせる国でありますように」だそうです。
明日への希望を咲かせる国、このような国になって欲しいし、このことを実現するのは人任せでは実現できません。私たち一人ひとりの努力がなければ実現できないと思います。
私は金沢若草園で利用者さんや職員と共に「明日に希望を咲かせる」ことがどうやったらできるのか取り組んでみたいと思います。

平成31年4月3日

園長だより 第20号

平成の終わりに
12月に入り、もうすぐ平成30年が終わろうとしています。いよいよ来年、現天皇が退位され皇太子が新しい天皇に即位されるので、平成としての元号は、4月30日で終わります。激動の時代、災害の時代、グローバルな時代…様々な表現方法でこの時代のことを表しますが、後年歴史の教科書で「平成」をどう表現するのでしょうか。
私自身、「平成」の時代は働き盛りまっただ中。公私ともに充実した毎日を過ごさせてもらいました。苦しいことも嬉しいことも楽しいことも…様々な経験をしてきたのがこの30年でした。
さて、金沢若草園はどんな時代を過ごしてきたのでしょうか。県立民営の入所授産施設から完全民営の施設になり、法律がかわったことをきっかけに日中の障がい福祉サービスを主として提供する事業所に生まれ変わってきました。金沢若草園にとっては、激動の時代でしたね。
皆様にとって日本にとって平成の30年間はいかがだったでしょうか。
私の主観的なとらえ方で日本はどうだったのかを振り返ると、平成の時代に日本は戦争をしなかった。平和の時代だったというのが平成の一番の象徴だったのではないでしょうか。明治、大正、昭和、平成と移り変わってきましたが、平成以外その時代にも大きな戦争をこの日本は経験してきました。戦争はどの人にとっても安心した状況を生み出しませんし、破壊行為をお互いにやるのですから失うものも多いと思います。安心して生活が出来る、安心して働くことが出来るのが平和な国ならではです。
さて次はどんな元号になるのでしょうか?私としては、次の時代も戦争が無いように願うばかりです。次の時代は全ての人が幸福を享受できる時代になると嬉しいのですが。しかし、これは願うだけで無く、出来るところから一人ひとりが行動していくことで実現できるのかもしれません。

平成30年12月14日

園長だより 第19号

事業内容の見直し
「マグロは常に泳ぎ続けていないと死んでしまう」と言われます。このことを会社の経営に例えて話をする方もいらっしゃいます。今ある技術もノウハウもすぐ陳腐化し時代遅れになってしまう現代であり、動きをとめてしまうこと、新しいことにチャレンジしないことは事業を行うものに追って、命取りになってしまします。
私たち障害福祉サービス事業所も同じです。平成30年の報酬改定では、加算の内容が変わり、新規に始まった事業もあります。就労継続支援B型の事業では私たちが目指していた目標工賃達成加算が無くなってしまい、工賃の段階によって支給額に差をつけるものへと変わってしまいました。
そして今回私たちの施設にとって痛手だったのは、横浜市から出された「横浜市自立生活移行支援助成事業制度改正」です。平成31年度から実行を予定しているものです。この助成制度によって支援員を充実させることが出来ており、充実した支援がおこなえるものでありがたい制度だったのです。今回の提案内容に沿って試算をしてみると。1/4以下になってしまうことが明らかになりました。3年間の激変緩和措置があるものの(半額を保障する)、大変厳しい事態が急に突きつけられました。就労継続支援B型事業をやっている事業所は大きな収入減を強いられることとなります。
収入に見合った経営を行わなければ、生涯福祉施設としてもやっていけません。収入が減少するならば、増収する努力と、支出を減らす努力を行わなければ資本主義社会の中では生きていけません。増収することとは、新しいサービスを始めること、利用する方を増やすことが必要です。支出を抑えることとは、利用の少ないサービスを閉じることが考えられます。最大の支出抑制策は人件費を抑えることですが、それはサービスの低下を招くことになるのであまり手をつけたくないのですが、やむを得ない場合にはやるほかないと判断を迫られることになるでしょう。
今年の春から「事業内容の見直し」をやっています。安定した経営状態に持っていく事が、利用者さんの支援の充実につながることになります。赤字経営で私たちの事業所が閉鎖する状況に陥れば、利用者さんの暮らしも一変してしまいます。私たちはなんとしてもこの状況を乗り切っていきたいと思っています。

平成30年9月10日

園長だより 第18号

金沢八景
金沢若草園の最寄りの駅は、京急「金沢八景」かシーサイドライン「野島公園」です。私は小田急、市営地下鉄、京急と乗り継ぎ、1時間15分ほどかけて通勤しています。下車駅は京急の金沢八景駅。現在は工事中。金沢八景駅周辺には学校が多く、その上工事中なので特に朝は混雑がひどい状態です。産みの苦しみというか、新しい駅に生まれ変わったらどんなに便利になるか期待したいところです。
金沢八景駅から歩くこと15分で金沢若草園に到着しますが、駅の目の前は海。釣り船もたくさん泊っていて、それは景色が良い所です。江戸時代、その周辺の景色を「金沢八景」と名付けて浮世絵まで残っているくらいのところで、かつてのリゾート地だったんでしょうね・
また、通勤路の途中には、伊藤博文らが明治憲法の草案の考えた料亭跡があったり、源頼朝が腰掛けた福石があったりするなど歴史に名を残す人物のゆかりの場所でもあります。夕方帰宅する頃には鰻の焼ける香ばしいにおいも漂います。そういえばこの間、金沢小学校から招待を受けて訪問させていただいた際に出された給食はこの地の名物穴子丼で、美味しいモノにも事欠かない地域でもあります。
金沢若草園がこの地で50年やってきました。そしてこれからもこの地でやっていくこととなるでしょうが、この地域でどのような役割もって役に立っていかれるのかこれからの私達の取り組み方に係っているのではないかなと思います。

平成30年8月31日

園長だより 第17号

なでしこ
先日、休日を利用して箱根まで行ってきました。はずかしながら神奈川で暮らして40年も経つにも関わらず一度も箱根湿性花園に行ったことがありませんでした。年齢を重ねると動くものより静かなものの方に興味が移ったことで行ってみようと思ったのかもしれません。新緑がきれいで水芭蕉は終わっていましたが、様々な花が咲いていて心癒された一日になりました。広い園内を歩いていると、「なでしこ」に目がとまりました。金沢若草園で仕事をするようになって「なでしこ」が身近な花になったのですぐにわかりました。「なでしこ」は済生会のシンボルであるからです。5月30日は107年目の済生会創立記念日。箱根に行ってみて、「なでしこ」と済生会が結びつきました。
「なでしこ」と言いますと、一般的にはサッカーの女子が連想されます。ご存じの通り「なでしこJAPAN」。
金沢若草園にも「なでしこJAPAN」に負けないくらいすてきな女子が大勢います。園長室に先日顔を出した女性の方がいました。「園長、質問があります。若草園には何歳までいることができるのですか?」難しい質問です。ちょっと考えてから「働きたいと思う間はいていいんだよ」と答えました。そしたら「あー良かった。私は80歳まで元気で仕事をしたいと思っていました」と言って去っていきました。そうか仕事をすることに誇りを感じているんだなと改めて感じました。
施設の役割は、今いる利用者さんに働く力をつけてもらって就職できるように支援していくことと、今いる利用者さんにやりがいを持って仕事をしてもらって工賃で豊かな生活をしてもらうことだなと強く思いました。この春に工賃を最賃の1/3までにしましたが、豊かな生活を送る水準とは言えません。少しでも近づけられるよう皆さんと共に努力して行きたいと思います。

平成30年6月6日
 
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